(1) 2006年9月22日〜 最初の写真展示会とトーク〈清泉女子大学〉にて
日時:2006年9月22日(金)〜 24日(日)
場所:清泉女子大学(東京・五反田)
内容:第5回PGL「グローバルランゲージ(地球語)としての平和」国際会議の中で。
1000人の写真、著書の展示。 日本からノミネートされた6人のスピーチ。
「世界で平和活動をする1000人の女性」展示に参加して
JEE会員: さとうよしゆき (JEE会報2006年10月号より)
第5回PGL「グローバルランゲージ(地球語)としての平和」国際会議が、東京・五反田の清泉女子大学で、去る2006年9月22日(金)〜 24日(日)、開催された。JEEでは、「1000人の女性をノーベル平和賞に」展示会として「世界で平和活動をする1000人の女性」コーナーを共催で企画・運営した。開催期間中にわたって特別展示が、また、最終日の午後には、1000人の女性の6人として日本から選出された方々のスピーチが行われた。
- 安藤由紀(絵本作家。暴力防止トレーニングセンター設立)
- 高里鈴代(基地・軍隊を許さない行動する女性たちの会)
- 横井久美子(平和の歌をうたうシンガーソングライター)
- 宋 神道(在日の慰安婦裁判を支える会)(代理人 杉山優子)
- 相馬雪香(難民を助ける会を設立)(代理人 柳瀬房子)
- 野村かつ子(消費者、環境運動)(代理人 細木京子)
スピーチでは、安藤さん、高里さん、横井さんはご本人が、それぞれの活動を熱く語ってくださった。宋さん、相馬さん、野村さんは、ご高齢のため出席されなかったので、代理人の方から、活動の様子が紹介された。司会と通訳は、会議スタッフの馬場さんと菊池さんが担当された。聴衆が少なかったのは、少々残念だったが、女子大生がかなり参加し熱心に耳を傾けていたのが印象的だった。草の根の平和活動の姿を若い世代に知ってもらったのは大変貴重なことだ。
会議の期間中を通して行った特別展示は、会場の机や壁にノーベル平和賞候補1000人全ての写真が飾り付けられ、来場者を圧倒させた。きれいな飾りつけをアレンジし行っていただいた細木さんと中堂さんに心より感謝したい。展示会場では、本企画に関する英語のラジオ放送の録音が繰り返し流され、本企画の本部が作成したドイツ語の解説文が日本語訳つきで表示された。JEE関東からは、神本・有坂・佐藤が参加した。
今回の展示企画は日本発の試みであったが、いらしていただいた方々の多くの支持を得て、今後、岐阜、鳥取、群馬で開催したいという嬉しい申し出を受けた。これは大きな収穫だ。
草の根で平和や暴力防止に一生懸命活動されている方々に直接接することができて、心を打たれた。また、様々な方に出会え、非常に貴重な体験をさせていだいたことに感謝したい。
なお、当日の写真や雰囲気が横井久美子さんのホームページに紹介されている。
http://www.asahi-net.or.jp/~FG4K-YKI/report/0609/f060923.htm
また、「1000人の女性をノーベル平和賞に」運動に関しては下記を参考にされたい。
http://www.jeeeco.org/backnumber/norvel.html
http://www.1000peacewomen.org/typo/index.php?id=38&L=1
http://globalization.about.com/od/bigstories/a/1000women.htm
1000人の女性を紹介した英語の厚い本がある。
http://www.1000peacewomen.org/typo/index.php?id=25&L=1
これを、1000人の普通の人で翻訳しようという運動が開始されたとのこと。週刊金曜日から来年、発行予定だとか。やってみようという方が一人でも多く現れるとこの運動がさらに盛り上がるので、1000Peacewomen-owner@yahoogroupes.jpまで是非ご連絡を。
清泉女子大学の会場
→(2) 2006年11月3日〜 「平和をつむぐ1000人の女性展」写真展と歌
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