J.E.E.　「平和を紡ぐ1000人の女性」写真展、巡回展について

「平和を紡ぐ1000人の女性」写真展、巡回展について

2018.5.23.現在

「2005年度のノーベル平和賞に1000人の女性を」というプロジェクトが2003年にスイスで起こり、世界中150カ国以上から候補者があげられた。
J.E.E.からは野村かつ子さん（消費者運動、環境活動家）を推薦させていただいたが、日本からは野村さんを含め次の6名の女性が1000人の中に選ばれた。

＊野村かつ子さん（消費者運動、環境保護運動）
＊横井久美子さん（平和の歌をうたい行動するシンガーソングライター）
＊宋　神道さん（韓国の元従軍慰安婦として、日本政府に謝罪と補償を求めている）
＊相馬雪香さん（“難民を助ける会”を設立、地雷撤去活動など）
＊安藤由紀さん（絵本作家として“暴力防止トレーニングセンター”を設立、活動）
＊高里鈴代さん（“基地・軍隊を許さない行動する女性たちの会”で沖縄にて活動）

（相馬雪香さんは2008年11月8日にお亡くなりになりました。享年96歳。
野村かつ子さんは2010年8月21日にお亡くなりになりました。享年99歳。
総神道さんは2017年12月16日にお亡くなりになりました。享年95歳。
皆様のご冥福を心よりお祈り致します。）

残念ながら2005年度のノーベル平和賞には、このプロジェクトの1000人の女性が受賞することにはならず、国際原子力機関（IAEA）とその事務局長エルバラダイ氏が受賞した。
しかし、この1000人の女性の活動はスイスにおいて1冊の本にまとめられ、さらに巡回展のために一人ひとリの写真と活動紹介のカードまで準備されている。すでに、スイスやニューヨークでは巡回展が開催された。この女性たちの活動を知り、これらかの活動にも活かしていけるよう日本でも巡回展をと考え、まず、写真カードの購入手続きをし、また、本はノミネートされた6人分＋事務局分＝7冊を送ってもらいたいと、アンドレアス夫妻を通じて、スイスの本部へ依頼した。
これらの準備は、そもそもこのプロジェクトを紹介してくれた、スイス在住のJEE会員・アンドレアスクノーベル夫妻と連絡を取りながら進めてきたものである。 “日本ではJ.E.E.の他にも候補者を推薦している団体があるから、そこと連絡を取り合ってやってはどうか”、とスイスの本部からの助言であった。

本は英語で書かれているため、日本語訳は
『1000PeaceWomen 』を1000人で翻訳しよう！　プロジェクトが大役を果たしてくださり、ついに、2008年12月12日に“株式会社金曜日”から出版された。

プロジェクト・コーディネーター

青山薫（ピープルズ・プラン研究所共同代表）
石原みき子（環境とフェミニズムの英会話寺子屋主宰）
松本真紀子（FAV連連影展）

☆「ノーベル平和賞に1000人の女性を」ホームページもご覧ください。
　　http://www.1000peacewomen.org
☆石原みき子さんのまとめておられる「1000PeaceWomen」HPもご覧下さい。
　　http://www.asahi-net.or.jp/~zv6m-ishr/1000peacewomen/

★この写真展・巡回展はどなたでも、どこででも開けるように、本、写真カードや資料一式をセットにしています。貸出は無料ですが、送料はご負担していただけるとありがたいです。
連絡先：JEE事務局・細木京子　075-417-3417、　メールアドレス　info@jeeeco.org

★これまでの開催記録★

最初の写真展は2006年9月に東京の清泉女子大学にて開催したのを皮切りに、次々と各地で開かれている。以下は　1回目〜17回目までの開催内容を、当時の原稿のまま並べたものだが、ご参考までに。

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