第2回「手づくりしよう!季節の和菓子教室」の報告
平山 恵美
3月21日、京エコロジーセンターで、昨年に続き、2回目のJ.E.E.和菓子教室を開きました。
ちょうど21日は春のお彼岸の日でしたので、おはぎ(ぼた餅)を作り、抹茶も点てて、なごやかな春のひと時を過ごしました。
午前と午後、2回クラスを開き、3歳から87歳まで幅広い年齢層の方々、計27名に参加して
頂きました。意外にも、家庭でおはぎを手作りしたことがある方が少なく、皆さん最初は不安そうでしたが、作り始めると、手際よく、おいしそうなおはぎが出来上がりました。3歳のお子さんは、生まれて初めてのおはぎ(しかもお母さんといっしょに作ったもの)に大喜び!皆さんにあずきあんがとてもおいしいと、気に入ってもらえました。
あずきは、京都・丹波大納言あずき、きなこは丹波黒豆きなこを使用しました。
幸運にも、京都に住んでいる私たちは、豊かな丹波の地で育てられた滋味深い作物を食する
ことができます。けれど、身近にありすぎて、このことをつい忘れがちです。また、昨今、おはぎなど季節の行事食も家庭で手作りせずに、お店で買うことが増えてきました。
おりしも、昨年、12月に和食がユネスコ無形文化遺産に登録され、和食・和菓子が季節をいとおしみ、自然の恵みに感謝する心から作られたものであることを再認識することができました。
丹精込めて作って下さる農家の方々にも思いをはせ、丁寧に手作りすることの大切さを改めて感じた一日でもありました。
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