ハワイ・マウイ島のごみ事情
10月27日(土) ハイムーン先生の「陶展と環境カレンダー原画展」の会場にハワイのマウイ島より、市民グループ「シェアリング・アロハ・マウイ」代表の環境活動家ウイルマ・ ナカムラさんが来られました。以前から「10月には日本へ行くのでJEEの活動を知りたい」との連絡があったのです。
私はJEEの活動などをお話し、彼女からはハワイでのゴミの状況を伺いました。
「ハワイではそれぞれ家の前にゴミ箱が置いてあり、定められた曜日に政府業者のトラックが家の前まで来て、回収してくれる。家庭から出される生ゴミと大型ゴミはそれぞれ異なった曜日に出しておく。
大型ゴミのテレビなどはパーツに含まれてる金などを除き、本土アメリカやカナダなどに送り処分してもらうので、ゴミの再利用やゴミを減らす工夫などの住民意識はとても低い。
マウイ島では“ゴミは政府が処分してくれるもの”との考えが一般的なので、私達のグループでは捨てられてゆく物を再度見直すきっかけとして、ゴミとされる物を再利用したアート展やファッションショーなどを通して住民の意識を高めようと努力している。」
などの話を短い時間でしたが聞かせてもらいました。ごみ事情は日本とはかなり違うようです。後日、マウイ島に帰ったら日本での感想などをメールで送ります との事でした。その時にはまたお知らせしますが、彼女のグループ「シェアリング・アロハ・マウイ」のHPは次のようですので、覗いてみてください。
http://www.sharingalohamaui.org/
(聞き手 江頭 由利)
|