緊急! ライフルによる駆除か、豊かな生態系を基盤とした持続可能な産業か? あなたのメッセージを内閣総理大臣に!「有害鳥獣による被害防止特別措置法案」 12月15日に成立予定農山漁村での、農作物などの被害のため、野生鳥獣の大量駆除が行われようとしています。市町村職員を中心とした有害鳥獣捕獲隊を設置し、従来、猟銃の所持歴が10年以上でしか所有できないライフル銃の所持を認めて、防止をしようとしています。 この問題は、従来の駆除だけにたよる被害対策の失敗からきています。駆除のみの政策を転換して、短期的には、現在被害にあっている農山漁村の保障などを行うこと。長期的には戦後の開発、人工林の行い過ぎにより、人里にでてくるしか生き残れない鳥獣が、またそれぞれの生息地で生きることができるように、農山漁村を含めた豊かな生態系を取り戻す対策が必要です。 この法案が通れば、絶滅寸前の野生鳥獣の保全が不可能になり、彼らがつくる生態系の保たれた豊かな水源の森を、私達は永遠に失います。世界全体が将来、水不足、食料不足に直面する可能性が大きい危機的な今日、野生鳥獣を大量に駆除して解決しようとする道に未来があるでしょうか? あなたのメッセージを今すぐ内閣総理大臣に送って下さい! メッセージ(例)……「有害鳥獣による被害防止特別措置法案」反対! 豊かな生態系を基盤とした持続可能な農林水産業の発展と、農山漁村地域の振興を! あて先……内閣総理大臣 福田康夫殿 |