「平和を紡ぐ1000人の女性」巡回展について
「2005年度のノーベル平和賞に1000人の女性を」というプロジェクトが2003年にスイスで起こり、世界中150カ国以上から候補者があげられた。
J.E.E.からは野村かつ子さん(消費者運動、環境活動家)を推薦させていただいたが、日本からは野村さんを含め次の6名の女性が1000人の中に選ばれた。
(2005年8,9合併号にも関連記事掲載)
横井久美子さん(平和の歌をうたうシンガーソングライター)
宋 神道さん(韓国の元従軍慰安婦として、日本政府に謝罪と補償を求めている)
相馬雪香さん(“難民を助ける会”を設立、地雷撤去活動など)
安藤由紀さん(絵本作家として“暴力防止トレーニングセンター”を設立、活動)
高里鈴代さん(“基地・軍隊を許さない行動する女性たちの会”で沖縄にて活動)
残念ながら2005年度のノーベル平和賞には、このプロジェクトの1000人の女性が受賞することにはならず、国際原子力機関(IAEA)とその事務局長エルバラダイ氏が、受賞した。
しかし、この1000人の女性の活動はスイスにおいて1冊の本にまとめられ、さらに巡回展のために一人ひとリの写真と活動紹介のカードまで準備されている。すでに、スイスやニューヨークでは巡回展が開催された。この女性たちの活動を知り、これらかの活動にも活かしていけるよう日本でも巡回展を、と考え、スイス在住のアンドレアス夫妻と連絡を取りながら進めている。英語で書かれている本の日本語訳は東京の“アジア女性資料センター”の方々が中心になって翻訳し、出版されるがJEEからも数人が協力する。
京都での開催は来年の1月下旬になりそうだが、当日の会場づくり、広報など手伝って下さる方を募集中。
この巡回展はどこででも開けるように、カードや資料一式をセットにする予定。
皆さんのご協力をどうぞよろしくお願いします。
(連絡:細木京子075-417-3417)
☆「ノーベル平和賞に1000人の女性を」ホームページもご覧ください。
http://www.1000peacewomen.org
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